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泣き虫弱虫諸葛孔明 第弐部 [書評]

三国志を読み始めたのは、25年くらい前、PC98のゲームで「三国志」をやってから。

あらかじめ、ゲームで武将たちのキャラクターを記憶していたから、とてもわかりやすく読めたことを覚えている。

最初に読んだのが、村上知行訳の『三国志』。
その後、吉川英治版を読んだ。この2つは5回以上は読み返したと思う。

それ以降も、いろんな三国志を読んだが、主に『三国志演義』を基にした内容のものが多かった。

それで、正史の『三国志』を読んでみようと思い立ち、全8巻のうち第1巻を購入した。


正史 三国志〈1〉魏書 1 (ちくま学芸文庫)

正史 三国志〈1〉魏書 1 (ちくま学芸文庫)





最初は、魏書武帝伝。つまり曹操の話である。これはおもしろかった。

次は曹丕。これがつらい。漢から政権を簒奪するのに、「こんなに断ったけど、みんながいうからしかたなくやった」
という話が延々と続く。

やっと終わったと思ったら、次は曹叡。やっぱりつまらず、なかなかページが進まない。

そんなときに、酒見賢一の『泣き虫弱虫諸葛孔明 第弐部』が発売された。これは、2009年10月に発売された第1部に続くものである。それがおもしろかったことを思い出し、正史は中断して、こっちを読み始めた。


泣き虫弱虫諸葛孔明〈第2部〉 (文春文庫)

泣き虫弱虫諸葛孔明〈第2部〉 (文春文庫)

  • 作者: 酒見 賢一
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2011/02/10
  • メディア: 文庫



これがおもしろい。読みやすい。

『三国志演義』は、劉備や諸葛孔明を持ち上げようと、不自然な内容が多い。

この本では、そこにイチイチ突込みを入れる。ちゃかす。

ニタニタしながら読んでしまう(ときどき、声を出して笑って家族に不気味がられる)。

突込みが長すぎて、第弐部は557ページもあるのに、話が長坂坡の戦いだけなのである。

アストロ球団のロッテ戦に匹敵する長さである。

それでも、退屈せずに読み進められるのだから、酒見賢一の筆力はすさまじいと思うしだいである。
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